学生の就活にテクニックはあるけれど、その前に知っておいて欲しいこと。
仕事柄、学生と話す機会に恵まれることが多いです。
大勢の前で話すこともあるし、小規模な座談会もやる。
ありがたやありがたや。。。
でも。。人前で話すのは苦手です(小声)
さておき、こんな時どんな話題になるか想像してもらえるでしょうか。
企業の採用担当者と、就活を控えている学生が合間見えている。やはり就活の話になることが多い(終始好きなゲームの話で終わることもある)。
問題は何を聞かれるのか。
「企業はどんな人材を求めているのですか?」
「どんな作品を出すと受かりやすいですか?」
「今のうちから何を学んでおくと良いですか?」
待て待て待てーーぃ!
何か?僕が言ったそれを達成したら就職出来るとでも思うのか?もしくは就職出来るカリキュラムを用意しろということか?
あ、簡単だけどね?最前線のプロの作品より素晴らしいものが作れるようになればいいだけなんだから。
って、そんなん出来たら学校の先生達が君達のために悩んで増やしてる白髪もなくなるわ!
っと、その時には言えないわけなのですが。。。(いや、近いこと言ってるかも。。震)
とはいえ、上記の3つはわりとテンプレで聞かれるように思います。
なので、テンプレで答えます。
「君はどうなりたいの?」
と。(質問に質問かよ)
なりたいもの、や、やりたいことが明確にあるから"今"やるべき最適なことを探せるのではないでしょうか。
逆に、それを定めず全力疾走している若者達は何処へ向かっていくのでしょうか。(たまにセンスが良すぎて最適なルートを駆け抜ける奴もいるw)
目標があるから、やるべきことがわかる。
それを頑張ったら必然的に作品は増える。
そして、
それを活かせる環境(会社)を探すのが就活なんじゃないかなぁ。。。
頑張ってる奴を嫌う採用担当者って多分少ないと思います。勿論、頑張ってても要件を満たしてなければ採用出来ないんだけれど。。
百戦錬磨とは言わないけれど、こちらも毎年沢山の学生と話します。
手を抜いてるの、バレます。
手を抜いてなくてももっと頑張ってる奴、居ます。稀にプロ並みの子も居るし。
就活に全力を注げるタイミングって実は今だけなんですよね。社会に出てしまってからの"転職"は結構しんどいんですよ?仕事しながらとかになるから。
(楽々な人もいるでしょうが)
なので学生のうちは「もっと頑張れたのに」って思わないくらいには頑張ってみてもいいじゃないですか。
周りは「もっと頑張れるやろ?」って言うかもしれない。でも自分が出せる全てを出しきったなら、何を言われても「もう無理っすw」って言っていいと思う。
で、多分スッキリして次の道を選べる。
なので、それくらいは頑張れ!
冒頭のテンプレ質問も、自分のやりたいことを明確に伝えることが出来たらアドバイスくらいは貰えると思う。でも同じように色んな人に聞いた方がいい。多分みんな違う事を言う可能性があるから。
大切なのは聞くことではないんだと思います。
自分で決めること。
誰かのせいにしなくなるから。あ、自分で決める為の情報として聞くことは大切だと思いますよ!
皆さんの活躍を心からお祈り申し上げます。(ホントにホントに)